昨日1月29日から毘沙門天大祭が始まりました。
1年間、当社の安全と繁栄を見守って戴いただるまさんに、本日役員の方々が目入れを行い、これから、毘沙門天様にこの1年間のお礼に参じます。
昨年は順調に売上も伸び、良い1年になると思っていましたが、東北大震災の影響で、春以後厳しい状況となりました。しかし初夏を過ぎた頃から売上も順調に回復し、増収、増益で締めくくる事が出来ました。
これも、日頃からだるまさんに見守って戴いているからでしょう。
これから役員一同には、昨年のお礼と、今年の安全、繁栄のお願いをしてきていただきます。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情をたまわり、無事当社も新しい年を迎える事ができました。
誠にありがとうございました。
本年は既にご報告させていただきました第70期決算内容を基に、原材料費の値上げが実施されるなど課題も多々ございますが、安定的経営基盤確立に向け全社員心を一つに努力してまいります。
なにとぞ旧年中と変わらぬご指導、ご贔屓をお願いいたします。
今年はマヤ歴の長期暦が一つの区切りを迎え、人類が滅亡するとされる年であります。
確かに前兆とされるような出来ごとが、国の内外で起こっています。
” 一寸先は闇 ”、確かにこの言葉のように先の事は分りません。
誰でも、先が見えなくなった時、希望を感じられない時、とても不安を感じてしまいます。
不安から逃れたいとき、見えている事を素直に見なかったり、対処出来るのに対処しなかったり、先延ばしにしたり、ジタバタとあても無く彷徨ってしまいます。
国内外の出来事に対する不安が、マヤの長期暦が今年で終わる事に結び付き人類滅亡説になっているのでしょう。
でも、マヤの長期暦は新しい始まりを否定していないようです。
最近心が強いと改めて感じた方がいます。
それは、大正14年生まれの視力の無い私の父です。
正月2日、久々一緒にお酒を飲んで話しましたが、昔よりずっと強い気持ちで日々の生活を営んでいます。
記憶力もどんどん研ぎ澄まされていくように感じました。
視力があって、どこにでも行ける私と、視力が無い為行動も見るものも制限される父。
「今4時ちょっと過ぎかな」そう父に聞かれて、時計を見る私。
正確に時計は、父が言う時間を指しています。
” 一寸先は闇 ”ですが、一寸までは見えているはずの私と一寸までもが見えない父。
でもこの心の強さ、生活感覚の違いは何処からくるのでしょうか。
父から、正月にまた怒られました。
ちゃんと仕事をしなくちゃだめだぞ、と
私の不安な心を見抜かれています。
新年の挨拶らしくない挨拶となりましたが、今年はマヤの長期暦が新しく始まる年です。
地球が数十億年の間水を湛える星として存在し、そして私達人類が存在します。
奇跡の星に私達は存在しています。これからも奇跡の星であり続けると思います。
その地球に対する思いは、私の父に対する思いと同じなのかもしれません。
視力の無い父が、私の心が強くなったと感じ、今年の終わりに誉められようにマヤの長期暦の始まりの年に、私の新しい始まりの年としていきたいと思っています。
日本印刷工業の社業発展の先頭にたって頑張りたいと考えています。
2012年 新年のご挨拶でした。 スタッフM